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やっぱり乗りなれたやつは、いいなぁ [自転車]



例の

「築地 "RICKENBACKER"スペシャル号」

が、おかしくなった話しは

前にしたかと思う。



ハブという軸受け部分に異常

とは睨んでいた。



直したい気持ちは山ほどあるのだが

ママチャリがベースのこの車

リアホイールを外すのは

意外とめんどうくさい。



重症ならばホイール全交換なのだが

ぼくの「勘」だと

そこまではイっていない気がする。



暑さでクラクラだから

家の中でも外でも同じだ。



やろう。



めんどうくさい解体部分の写真は、省く。



ハブ1.jpg
ここがハブです。



ここの中にベアリングが入っているのですが

球当たりが悪かったり
(いわゆる「隙間調整」のことです)

グリースがなくなっちゃったりすると

困ったことになる。



開けてみる。



ハブスパナ.jpg
「ハブスパナ」という工具が必要です。
(ぼくのは安物ですが)



右ベアリング受け.jpg
右ベアリングとハブ.jpg
左は大丈夫そう。



右は。


左ベアリング受け.jpg
おお、まっ茶色!



左ベアリングとハブ.jpg
ベアリングもだ。


グリース! どこだ〜ぃ! (いませんね)



原因は、ここだった。


幸い、まだなんとか油脂が残っている状態。


球押しも削れていない。



グリース投入でなんとかなりそうと判断。




組み立てたハブ洗浄前.jpg
詰めるだけ詰めて、封入。



組み立てたハブ洗浄後.jpg
汚かったので、そうじ、そうじ。



ついでに


ローラーブレーキグリス注入.jpg
ローラーブレーキにもグリース注入。



チェーン嵌めが

ケースに落としてしまうと

ちょっとめんどうくさいが

チェーンはめ.jpg
チェン完了.jpg
クリア。



組み上げ完了.jpg
組み上げ完了。



RICKENBACKERすぺしゃる.jpg
よみがえりました。



試乗。



ああ、やっぱり身体が慣れているなぁ。



でもなぁ、「泥だらけのキツネ号」も、いいなぁ。



しばらく悩むとしよう。



うれしい。