続いてます、菜食。今日はなにを? [我が家めし]
今回の玄米菜食は、なにかとても楽しい。
家族と一緒に、わいわいやっているというのもあるが、
とても身体が欲していたようだ。
昨日は、ちょっとインターミッションが入ってしまったが、
今日は、もう再開した。
朝は、前回やってたいへん気に入った、焙じ茶玄米粥を食べた。
同じ絵面なので写真はないが、
いまのぼくの身体に合っているのだろう、
すごくおいしい。
玄米、と聞くと、「玄」の字が頭に残る。
そば屋だから、「玄」といえば、玄蕎麦だ。
米が良いのなら、蕎麦がいけないはずはない。
いや、蕎麦は米に対して栄養的に優位なことがたくさんある(ようです)。
曰く、高血圧に有効。
曰く、血液をサラサラにする。
曰く、タンパク質が良質。
(くわしくは、ご検索ください)
じゃ、玄蕎麦を食べよう!
とは、いかない。
玄蕎麦とは、殻がついた状態の蕎麦の実を指す。
米で例えれば「籾付き」、それが、玄蕎麦、だ。
なので、玄米の「玄」とは意味が違う。
玄米にたいして、蕎麦の場合は「丸抜き」もしくは「蕎麦米」という。
その蕎麦米を、朝、炊いた。
これがもう、なんというか、
信じられないほど、香る。
いままでになかったほど、なのだ。
それがなぜなのか、よく分らない。
蕎麦とつきあっていると、
よく、こういうことがある。
同じ粉で、
同じ水で、
同じように打ったそばでも、
打った人がちがうと、風味がぜんぜんちがう、
というのは、手打そば屋ならばよく知っていることだけど、
同じ打ち手で、
という条件が加わっても、
風味が異なることさえあるのが蕎麦だ・・・と、おもう。
つまり、ぼくが自分で打っていて、
「ああ、信じられないほど、おいしいなぁ」
というのが、ときどき、ある。
これは、女将もよくいうが、
パンでもそういうことがあるらしい。
それにしても、世の中、よく分らないことが多い。
あ、ともかく、
今朝はものすごく香る蕎麦米を炊いてしまった。
どうにかして、おいしく食べたいぞ。
こうしよう。
基本だ。
出汁で炊く。
塩少々、酒少々、醤油少々。
ああ、おいしい。
おなかいっぱいだ。
次はどうやって食べよう。
もう、食べられないな。
明日のお楽しみかな。
お、女将のパンが焼けました。
女将、今日も、元気です。
2010-10-25 14:51