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官邸前抗議ダイエット?



ぼくが官邸前抗議行動に行ったのは、6月15日が最初だった。




その日は大幅に遅刻して、着いたら抗議行動は終了していたが、


しばらく官邸前を周回して、


「再稼働、反対!」


というシュプレヒコールの余韻を聞いていた。




以後ほぼ2ヶ月間、8回の抗議行動を自転車目線で見てきた。



新参者のぼくだけど、


「いろいろと、なにかが変化してきている」感じがあるので、


ちょっと振り返ってみようと思う。



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6月22日の官邸前登り線車道には、一台の機動隊バスもいなかった。


国会側の歩道もオープンだった。



毎回々々、参加する人の数が増えてゆくのを感じ、



官邸前決壊.jpg
官邸前の車道が決壊し、



それがきっかけで警備、規制が厳しくなった。



決壊.jpg
それでも次には国会前の車道が決壊したり、


このままネズミ算的に参加者が増えてゆくのかと思ったら、


そうではなかった。




現在は、官邸前車道両側には常に10台以上の機動隊バス、

周辺にも多量の機動隊バス、

その前後に警察車両も相当数あり、

国会側周辺の歩道はほぼすべて封鎖され、

また、人々が集まれる歩道はすべて鉄柵、ロープ、コーンなどで厳重に規制され、

その歩道へ誘導される人数も規制され、

シュプレヒコールを上げる声が大きくならないように、

徹底的にコントロールされているような状況へと変化した。




まるで、家畜を檻に追い込むような、といったら言い過ぎか。




あまりに厳重すぎる、と、

日本各地から集まった弁護士団のみなさんが警備側に申し立てをされたようで、

昨日はそのせいか、「わずかに」ではあるが緩い雰囲気を感じたが、


バリケード.jpg
それでも、移動式のバリケードは至る所にあり、


いつでも車道を封鎖できるようになっている。



そういう中、昨日も抗議行動が行われた。



さすがに夏休み、お盆、オリンピック、そして昨日は花火大会もあったからか、

人出はいままでぼくが参加した中では一番少なかったかもしれない。



それでも官邸前では熱いコールが繰り広げられ、

議事堂前の二つのステージでもこころの叫びのようなスピーチ、コールが聞かれた。



また、ドラム隊はずっと最後まで高いテンションで抗議のパーカッションを続けていた。

毎回思うが、このドラム隊周辺は、いつも熱い。

打楽器というのは戦のときに用いたのがルーツだともいわれるが、

なにかこころを鼓舞するものがある。


もっと各ステージのおのおのにドラム隊がいて、

リンクしてドラムが鳴り響くと、さらに熱くなる気がする。



和太鼓隊というのも、ぜひ聴きたい。




さて今回は、ツイッターの呼びかけで、自転車乗りたちが集まった。


ぼくは6月15日にはじめて官邸前にきた時から、

いまのいままで自転車での参加だけど、

今回はまちがいなく、自転車の台数は一番多かった。

正確に数えられたわけじゃないけど、3〜40台は走っていたと思う。



歩道を使っての抗議はもちろんのこと、

車道を使っての意思表示というのもおおいにありだと思う。




自転車の参加というのにはもうひとつ、隠れた良い点がある。



それはぼくの場合、自宅からの参加なので往復距離、

そして官邸・議事堂前の集会を会わせると4~50kmを走行できる。

しかも官邸前は小高い丘になっているので、軽い登りが含まれ、

適度のトレーニングにもなる。



ここ1ヶ月ほどは多摩サイはぜんぜん走るチャンスがなく、

それらしいトレーニングはできなかったにもかかわらず、

ぼくの体脂肪率は11.3%、体年齢は34才(来年、赤いちゃんちゃんこだよ)にまでなった。



ダイエット効果もある、


健康的でもある、


自転車による官邸前抗議行動、


おすすめです。


どんどん、大勢の参加をお待ちしています!




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「自転車隊」




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