和田峠、ああ和田峠、和田峠・・・そして。

政治の世界では秘密保護法強行採決、

アジア諸国との緊張、集団的自衛権の拡大解釈、

そして今回は猪瀬氏の辞任劇によっての都知事選。



あ〜毎日毎日、目が離せない出来事が矢継ぎ早。

日々、PCの前で情報集め。

さすがにちょいと疲れたよ。


てゆーことは？





シングルギアで！



いや、ごめんなさい、

そんなはずありませんな。



末子リス：「なんか、いい空気が吸いたい！　都会じゃない、どこでもいいから山に行きたい！」

ぼく：「そうか、そうなのか、ぼくだって行きたい。おし！」

というわけで、




自動車でした。



雪が降ってたんだ！



なにしろ細い道、急勾配の九十九折（つづら折り）の坂道。

スリップに注意して、




来た！


じつは病で他界した妻リスを連れて和田峠には自動車で来ていたのだが、

そのときこの小リスは来られなかったのだ。

だから余計にうれしそう。

よかった。



その小リスが作ってくれた、



ちりめん山椒おむすびと、


ふもとで買った、



鶏の立田揚げを、


良い空気を吸いながら昼ご飯にと思ったのだが、

あまりの寒さなので自動車の中でぱくぱく、

ああ、おいしい、

ごちそうさま。



食後の運動にと登山道の階段を、



ぴょんぴょん登る子リス。



待ってくれぃ、おれも行くぅ。




なんかの、足跡！



入り乱れてたりして、

いるんだなぁ、野生で。

どんな動物の足跡なんだろ。



気持がいい！

空気がなんといってもいいからね、




たのしいっ！




すべるよぅ！



ひょえ〜、まだあるよぅ。



あ、また足跡だ！



とーちゃん、まってくでぃ。



もう四つ足だぃ。


くたびれたぁ、ちょっと休憩。




疲れてばったり、その先にあるもの。


英気を養って、再度登坂。




登った！


いやぁ、すばらしい。




空が近い！




夕陽！



親子リス、すっかり癒された。



妻リスは、自然が大好きだった。


都会で生活しているとしばしば

「緑が見たい。山へ行きたい、森の空気が吸いたい」

といっていた。



今日は小リスがまさにそうだった。

まるで母をチャネルしているかのように。



来てよかった。



頂上を満喫して、

さぁ、帰ろう。




外気は０℃。



帰宅すると、行かなかった小リスたちが、



鍋を作ってくれていた！


はふはふ、

ああ、おいしいね！



「とうさん、お風呂が入ってるわよ」

「おお、そうか、ありがと」



風呂から出てくると、




プリンと、ババロア！



うれしさのあまり、ウクレレを。



６１歳になりました。





記念写真。


もう一年経っちゃったよ。



妻リスよ、なんか今日はずっと一緒みたいで楽しかったぞ。


分かってると思うけど、


ぼくたちは元気でやってる。


いつもきみと一緒だよ。




　　　　　　　　（ちなみに、雪についた足跡は、狐と狸だったようです。動物の足跡さんより）