お告げ?
無性に、行きたくなってきた。
もう、行くっきゃないな。
どこへ?
あそこだ!
GO!
がーん、
通行止め。
そうだったのか。
ヒルクライムレースの日だったのか。
朝、急に行こうと決め、
東北自動車道に乗り、
着いたのが11時ちょっと過ぎ。
通行止め解除までにはまだ1時間以上ある。
でも、自転車好きのぼくにとっては
そのくらい、あっという間だ。
いろいろ、見て回ろう。
アニメ・ジャージに、ファットでフラペ。
ビキニ。
ま、ほとんどの人は、
もちろんロードバイクでした。
それにしてもDuraAce、
そして著名な外国の
高額カーボンフレームが多いのには驚いた。
みんな、つぎ込んでるなぁ。
1時間はあっという間、
規制解除になって目的地を目指す。
通行止めが続いていたので
道路はがらがら。
すいすい。
雪、まだこんなに残ってるんだ。
着いた!
蔵王の、御釜。
蔵王エコーラインが通行止めだったから
日曜日だというのに、がらがら。
快晴、最高!
眩しいっ!
もっと近づく。
ああ、ついに見られた。
前回、2015年7月6日、
ここまでは来ていたんだけど、
霧でほとんどなにも見えなかった。
やっと!
うれしい。
さっそく、アーシング。
そして、計測。
0.025μSv/h、低いなぁ。
違う角度から見たい、歩こう。
絶景を見ながら、再びアーシング。
ふぅ、なんて気持ちがいいんだ。
すべてを忘れちゃうな、ここにいると。
下界のことなど、どうでもよくなる。
ぼくは人間だけど、
人間社会に生きているぼくだけど、
同時に、地球に生きる動物の
ただの一種なんだよなぁ。
絶景を前に、一瞑想。
歩こう。
もっと感じたい。
どこから見ても、すてきだ。
アーシング。
活火山でアーシングなんて、
ああ。
頭上はというと、ものすごい日差し。
目の前には、残雪が。
アーシング!
冷たいっ!
足の裏、痛いっ!
雪は伝導率が高いから
よりよくアーシングできるだろうと
頭で考えたのが間違いの元だった。
すぐにやめました。
この電柱のような丸太を頼りに登ります。
遠くに見えるのがレストハウスで、
あそこから登ってきました。
またしばらく黙々と登り続けていると、
避難小屋。
ここに避難する気持ちって、どうなんだろう。
こちらは、古い避難小屋跡?
すぐそばには、
枯れた植物・・・、
さすがに森林限界越えてるもんなぁ・・・
ちゃんと芽吹いていました。
ここにもちゃんと春が訪れています。
目指すは熊野神社と、熊野岳頂上。
あった。
ここを抜けて、
熊野神社。
祈り、そして瞑想をしました。
それにしても太陽が強い!
そして熊野岳頂上、1840mとあります。
アーシング。
頭上を見ると、
月も出ている!
太陽、月を、同時に
この熊野岳頂上で浴びられる、
ああ、なんてすばらしい。
しばし、静かに瞑想。
ここで起きたことなにからなにまでを
こころと身体に留めて、
後ろ髪を引かれるように、下山。
帰路、
もう一度御釜を目に焼き付ける。
またいつか、来られるかな。
でも、こんなにすばらしい状況は
もう二度とないだろう、
朝、どうしても来たいと思ったあの気持ちは、
「お告げ」?
そう思うほど、なにからなにまで最高でした。
山形市に取った宿に着き、
空を見上げると
「十字」にクロスした雲が二箇所。
そして、月。
最高の御釜の旅でした。
2016-05-20 14:40
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