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"Bohemian Rhapsody" [こころのなかの、こんくらい]



音楽に限らず

ぼくはあまり映画を観ない。
(父が俳優だったにもかかわらず)


中学1年生で打ちのめされたThe Beatlesでさえ

A Hard Days Night しか映画館では観ていない。



そのぼくとしては極めて珍しく

音楽関連の映画を観に行った。




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音楽は大好きだから

もちろん何曲かは知っていたし

良い感じの曲だなと思えるものもあった。



でも彼らを初めて聞いた当時

The Beatlesほどのインパクトはなかったので

それ以上踏み込むことはなかった。



今回の映画は

なぜか惹かれる感じがしたので

シニア割引を駆使して観た(おおげさか)。



なにしろ、俳優たちがうまい。

みんな、似てる。



フレディー・マーキュリー役はもちろんだけど

ブライアン・メイ役は本人じゃないか?

と思えるほど

似ていた。



エンディングが近づくにつれて

劇場のそこここから

鼻をすする音が聞こえてきたのが

この映画の成功を物語っているようだった。



映画館の音響もど迫力で

まるで当時のライブ会場にワープしたかのようで

映画が終わってもしばらくは

ここだれ?ぼくどこ?状態だった。




家に帰ると、次女子リスが


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炊き込みご飯と


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鳥大根を作ってくれていた。



食べたら、現実に戻った。

おいしかったな。



おいしい食べ物も

音楽も

美術も

映画も

なんでもそこは

「表現者のエネルギーの蓄電池」

なんだ。


エネルギーを発信する人もいれば

受け取る人もいる。



ぼくは今日一日、たっぷり充電された。




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良い映画だった。




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