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カールコードと、捨て豚。 [超夢]



今日も5本くらい見た超夢。


そのうちの一本です。




「捨て豚を拾ったんだけど

見に来ないか、かわいいぞ」

という電話があった。



すてぶた?   

犬とか猫じゃなくて、豚?



なんだかよく分からないけど

かわいいというなら見たいものだ。



P1032340.jpg
あれ?電話がカールコードの

コードレスでもない昔のやつだ。



どの時代だ。



豚を拾ったという親友の家に行く。



居間で待つように言われ

出してくれた紅茶を飲んで待っていると

廊下をカチャカチャいう音と共に

灰色の小動物が飛び込んできた。



と思う間もなく

テーブルの脚の回りを一周して

元来たドアから廊下へ駆け抜けていった。



疾風のようだ。



姿かたちを確認できないくらい早かったが

脳に残る残像のそれは

たしかに猫でも犬でもなかった。



すぐにまた廊下から

カチャカチャ音がするかと思ったら
(フローリングの床なんだ、きっと)

同じドアから入ってきたその小動物は

色はどこか茶虎の猫のようなんだけど

やはり姿かたちは猫のそれじゃない。



そしてその子もテーブルの脚の回りを一周して

廊下へ駆け足で出ていった。



と同時に、またちがう色の

今度は純白の子が入ってきた。


この子はちょっとおっとりしていて

動きが前の子たちより緩かったので

目で追うことが出来た。



たしかに豚だ。


かわいい。



廊下へ行けば全貌が見えるかもしれないと思い

行ってみると

いま出ていった子が

突き当たりでUターンして戻ってくるところだった。



ぼくを見つけると突進してきた。


喜びを全身で表してるみたい。



ぼくの股の間を通り抜け

居間を一周して

また廊下に出てきて

今度はぼくの右側をすり抜けていった。



尻尾が、くるん。

やっぱり、豚だ。



また来た!



今度はまた色が違って

もっと黒に近い灰色で長毛種?


ふさふさとした長い毛の豚って初めて見た。

かわいい。


ヨークシャーテリアみたいな毛が風になびく。



最後は三毛豚。

これもかわいい!



あまりのかわいさに

ぼくは床に寝そべり

彼らの目線で観察する。



最初は目の前を飛ぶように

行ったり来たりを繰り返していたけど

やがて疲れたか

あるいはやっとぼくの存在を認めたか

足を止め

最初のグレーが顔を近づけてきた。



鼻しか見えない。

鼻、大きい。

鼻の穴も、大きい。

あと、目がちょっとだけ見えた。



その鼻の穴がヒクヒクと

大きくなったり小さくなったり。


きっとぼくの匂いを嗅いでいるんだな。



はっ、と我に帰ったグレーは

再び運動会を始める。



次に立ち止まったのは、三毛だった。

顔は白いので

純白の子と区別はつかないけど。


この子もクンクンと鼻を近づけてきた。


思い切って鼻に触れてみた。

ふにゃふにゃ、やわらかい。

もっと固いのかと思った。


ぜんぜん逃げないので

んじゃ、とばかり

身体にそっと触れてみた。


毛がすっべすべ。

毛の質?触り心地が猫とも犬とも違う。


ん〜、気持ちいい。



その子も急に我に返ったように

脱兎のごとく(脱豚=ダットンですね)

廊下を駆け出した。



とうとう長毛種の子がぼくを嗅ぎにきた。



かわいいピクピク鼻が近付いてくる。



触らない手はないよね。



ふっわふわ、もっふもふ。

うわ〜、気持ちいい〜〜。



目が覚めた。



豚、飼ったらきっと

ベジタリアンになっちゃうな。



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