こころを、みがく。
一つ前のポストの
最後の超夢を見ていたとき
「自分を愛しなさい」
という言葉が
どこからともなく聞こえた。
「は?」
妻を、子リスを、親友を愛することは
もちろんぼくにとって大事なことで
うれしいことだけど
それと同じくらい
自分を愛しているだろうか。
周囲のことは、とかく気にかける。
でも、自分は?
これまでの60ん年間の人生で
何度も自分に問いかけたり
自分とは?
と内側を探すことはしてきたつもりだ。
でも、たしかに
叱咤していることはあっても
「自分を愛する」
ことはあまりしてこなかったと
はたと気付いた。
愛する人への甘えのように
「このくらいは大丈夫だろう」
「ここら辺までは許してくれるだろう」
と自分の心・身体を真底愛するのでなく
その大きな懐に甘えていた自分に気付いた。
すまん、心よ。
すまん、身体よ。
そういうことで
「自分に気付く」
「自分を磨く」
ために
ぼくは自分の「心」を作った。
素材は
去年の台風で壊れた板塀を
修理した時に使った木材の余り。
2.4mで180円くらいだったし
その残りの端材だから
タダのようなものだ。
型に切って
紙やすりで形を整えて
ピカピカに磨いて
くるみ油を塗った。
タダ同然の木だったけど
どうも杉のようで
良い香りが漂ってくる。
これをポケットに入れて
なにか困惑した時
あるいは悩んだ時
苦しい時
辛い時
もちろんうれしい時も
自分を撫で磨くのだ。
ぼくの、こころ、を。
2020-02-25 13:44
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