SSブログ

愛の、讃歌。



友達がSNSで

その日の晩ご飯を紹介していた。


それはハヤシライスだった。


そして

「ハヤシもあるでよ」

とも。


そういえばと思って

当時のCMを探していたら



あった。


なつかしい。



「おすすめ動画」に

越路吹雪さんの愛の讃歌があったので

久しぶりに聴いてみたら




やっぱり素晴らしかった。


カメラへの配慮

そして曲へ入り込んで行く姿勢。


最後の一音、最後の身振りまで

一切手抜きなしのパフォーマンス。



そしたら急に本家が聴きたくなって

エディット・ピアフさんのを聴き出したら

翻訳が付いていて

読んでいたらなんと

今までぼくが聴いてきた

日本語の訳詞とはぜんぜん違った。



越路吹雪さんで有名になった

「あなたの 燃える手で

 わたしを 抱きしめて」

という岩谷時子さんの詩は

もちろん秀逸なんだけど

本家は、さらに熱く、奥深かった。



拙いけど訳してみた。



この青空が落ちてきても

大地が崩れ落ちたとしても

あなたがいるなら

世界がどうあろうと

わたしは構わない


あなたの愛で

私の朝が満たされるかぎり

私の身体が

あなたの手の中で震えるかぎり

大好きなあなたが

愛してくれるかぎり

どんなことも気にならない


世界の果てにも行くわ

この髪をブロンドにだって染めるわ

あなたが望むのなら


お月様だって取りに行く

未来を盗みにだって行く

あなたが望むなら


祖国も捨てられるし

友達とだって別れます

あなたが望むなら


人は笑うかもしれないけど

でもなんだってしてみせる

あなたが望むなら


いつか

あなたが命尽き

あなたが遠くへ逝ったとしても

私は平気


あなたの愛があるかぎり


だって

その時わたしも行きますから


そして二人は

永遠を手にするの


無限の青色の中で

憂いのない空の上で

愛するあなたと

きっと結ばれているでしょう


神様が結び合わせてくれます

愛し合う者同士を




今の時代

いろいろな出来事が

次々と襲いかかってくるようだけど

ぼくは

生きる基本は

愛だと思って生きている。



それが真ん中にあって

どう表現するのかは

その人それぞれなんだと思う。



もう、争いの時代ではない。


もう、競争の時代でもない。


愛を、真剣に表現する時代だ。



お互いが

尊敬しあい

理解し合い

助け合う時代に

今、もうすでに

ぼくたちは立っている。



小さな小さな

エディット・ピアフさん

すばらしい歌を、ありがとう。



青空の上で、お幸せに。




Édith Piaf L'hymne A L'amour 1949


nice!(0) 

nice! 0