奇跡の？ 黒い森空中菜園。

まだ、収穫が続く

黒い森空中菜園。



でも、今回は収穫の話じゃなくて

収穫した野菜で作ったものの

お話です。



この日の晩ご飯のメインは

空中菜園で採れたカボチャで

三女子リスが焼いたパンプキン・パイ。




このカボチャ。


黒い森空中菜園に突然現れ
（つまり、こぼれ種）

あれよあれよという間に育ち



７月２２日に収穫して

ずっと追熟させておいたもの。



てーこたぁ、３ヶ月待った

てことですな。



いよいよ。



Trick or Treat だし、ね。



三女子リスがキッチンで

驚きの声を上げる。



どした、どした、と

近づくと


「おとーさん、ちょちょ、ちょっと

　これ、食べてみて」


茹でたての切れ端を、いただく。



生まれて初めて

こんなに甘くておいしい

カボチャを口にした。



そんなカボチャで



彼女が作ったパイ。



三女子リス曰く

ほとんど甘味を足すことなく

味つけが出来たという。



まさに、まさに。



食べてすぐに感じられる

驚くほどの甘味は

そのあと何事もなかったように

すーっと口の中から消えてゆく。



まるでご神水のようだ。



これが０円カボチャ、だなんて。



サイドメニューは



ぼく作の鶏の唐揚げ。



三女子リスの糠漬けとともに。



あ、話の順序としては



先に唐揚げ食べて



そのあとに、パイなんだけど。



三女子リスが淹れてくれた



ストレートティーとともに。



晩ご飯が霞むほど

そのくらい

パンプキン・パイの存在感、強かった。




おいしかった。



ごちそうさま。