「真実」、って？

ここ数日、ものすごく眠い。



今日も１３時間眠っていた。


眠っている間は相変わらず

超夢を見続けていた。


今日のは、でも

ちょっとすごかった。



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だれかのライヴを観に来ている。



レイ・チャールズ７：黒澤明３

くらいなかんじの

黒人のミュージシャン。



ライヴのことは

ほとんど覚えてないんだけど

どこか懐かしかったり

でもラップ的でもあったり

音質の良さと大音響に驚いたり。



終了後、なぜか

バックステージへ案内され

そのミュージシャンと会うことに。



通訳がその彼に

「この方が、例の方です」

と伝えると

それまでの笑顔が真顔になり

「ああ、君か、君のことはBig.Tと

　Mr. Kから聞いてるよ、ちょっと待って」

と言い、スタッフに目配せをする。



すぐにスタッフは裏へ行き

持ってきた小さな紙包みを彼に手渡す。



「これを君に見せたいんだ。

　中身はヴィデオテープだ」


（いったい、何年前の話しだ？）


と思いながらも紙包みを受け取ると

彼はぼくに手渡しながら

「観ると、ぶっ飛ぶぜ、今までの概念が」

とニコッと笑いながらウインクした。



観たらそのあとは

事務所へ送り返してくれればいいと言われ

紙包みを小脇に抱え

握手をし、会場を去り

家に戻り、そのヴィデオを見はじめる。



まず最初に


「このヴィデオは

　特定の人間にしか

　見ることができません。


　また特定の人間であっても

　自分が見たくないと思ったら

　その場で中止するべきです」


という警告文が流れた。



なんだかドキドキするじゃないか。



でも、ぼくは好奇心旺盛だから

観ることにしよう、と決め

そのまま見続けてゆく。



すると、タイトルが現れた。



「The Truth.」



「真実」とは

また、なんと、まぁ

ストレートなタイトルなんだ。



次に、目次が現れた。
（当て字で、本来は英語）


１）毛 根 出 井

２）急 転 一 々

３）参 天 一 々

４）米 大 棟 梁 選

５）五 ６ seven

６）浅 草（アサクサ、ではない方の）



・・・たしかに。



好奇心旺盛のぼくでも

さすがに観るのは勇気がいるな。



観たら

今までの概念は

たしかにぶっ飛ぶかも。



観るのは、今じゃない。



一晩眠って、心に聴いて

それでも観たかったら、観よう。



ドキドキという

自分の心臓の音を聞きながら

夢の中で眠りに落ちたら

現実で、目が覚めた。



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見損なった?