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ダイヤモンドさんと、パン。 [超夢]


なんで、ダイヤモンドさんが

超夢に出演?



GO!


・・・・・・・・・・・・・・・・・


家族でイタリア旅行は、初めて。



無事フィウミチーノ空港へ着き

その足で親友宅へ向かい

大歓迎してくれ、ひと休憩していると


「そういえば、奥さんも子リスさんたちも

みんなパンを焼くんだったよね

いつもブログで見てるよ。


うちの近くに、新しいパン屋・・・ていうか

パンを焼く人が・・・引っ越してきてさ

これが、うまいんだ」


という。



行かないでか。



教えられた住所へ車で行くと店はなく

少なく見積もっても

百年は経っているであろう

石造りの小屋のような家が。



声をかけてみると

奥から黒縁メガネをかけた

美しい化粧を施した黒人の

かなり体格の良い女性が現れた。



「もしかして、ダイヤモンドさん?」


「そうです、よくご存知で」


「いつもネットで拝見してました

最近お亡くなりになられて」


「そうなんです、急に

『あっち』での生活が終わって

『こっち』で生きることになりまして

それで、ずっとやりたかったパンを」


と言いながら歩き出し

(私に付いてきて、という手振りとともに)

庭を通り抜け着いた先には

見たことのない形のパン釜が。


「これ、ね、特注して作ってもらったんです。

で、焼いたのがこのパン。

今焼きあがったところだから

あなたたち、とてもラッキー!」


といって手渡してくれた。



たしかに、世界のどこにもない

オリジナルな、パンだ。



ちぎって、今すぐ食べろというジェスチャー。



外はカリッカリ、中はふわっふわ。



なんだ、この感触。



初めて食べる感覚だ。



ぼく、妻、家族の食べる表情を

逃さず見続けるダイヤモンドさん、満足げ。



ほんと、おいしい。


パンだけで、いくらでも食べられる。



どんどん食べていたら

さすがにお腹いっぱいになって

眠くなって・・・


・・・目が覚めた。


さて、ぼくはどっちで眠って

どっちで、起きたのでしょうか。



もう、なにがなんだか。






向かって左側が、ダイヤモンドさん。



2023年1月8日に、ご自宅で

お姉さまの目の前で、突然死だそうです。


ご冥福をお祈りいたします。




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