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ずっと探していた、三輪車。 [超夢]



たった今見てきた

ほっかほかな超夢、です。



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友人の車に乗って

どこか北欧?を旅してる。



森の中、山道をずんずん進むと

時期がピクニックシーズンなのか

どこを見ても

たくさんの人々で賑わっている。



賑わってるなんてもんじゃない


日本の海水浴場のよう・・・

桜の花見のようでもある・・・



開け放した窓から聞こえてくる

開放的で大きな声の会話なんだけど

どこの国の言語なのかさっぱりわからん。



ドライバーの友人

なにか変な顔をしだし

道を間違えたかと言いながら進むも

やがて行き止まりに。



頂上付近だからやたらと道が狭く

車道両側は駐車している車でいっぱい。



やっとのことでUターンし下って行くと

左折する道を見つけ

やっと目的地へたどり着く。



そこにはぼくらを待っていた親子がいて
(お母さんと女の子)

友人はぼくを彼女らに紹介すると

じゃ、ぼくはここで、と車に乗り

一人で帰ってしまった(をいをい)。



ぼくはここに、なにしに来たんだっけ。



彼女たちは、だれなんだっけ。



良い人たちそうだから大丈夫だろうけど

これから先、なにが、どうなるんだ。



まずは、笑顔だ。



お母さんと子どもに挨拶をすると

お母さんが言葉を発するが

まったく分からないので

笑顔が返せるすべてだ。



お母さんも、女の子も

眩しいばかりの金髪。



こんな近くで見たの初めてだけど

金髪って、本当に金色なんだなぁ


と、上目遣いでぼくを見ながら

手をつないできた女の子の頭を撫でてみたら

とても細くて柔らかい髪の毛だった。



撫でてもいいのか、一瞬迷ったけど

笑顔で喜んでくれて、よかった。



その親子としばらく歩いていると

またもう一組のお母さんと女の子が

ぼくらの目の前に現れ、合流することに。



さらに歩いていると

程なくして鉄道の駅舎が。



ヨーロッパのそれのような

いつ来るか分からない雰囲気の中

数組の旅行者たちと列車の来るのを待つ。



快晴で気候も快適だから

屋根がなくても問題がないのは良かった。



やがて

電気機関車に牽引された列車が到着し

それに乗り込む。



対面座席でもなく

コンパートメントでもなく

シート配列は日本の通勤電車のそれだ。



すると日本語が聞こえ

そちらを振り向くと数人の同級生が。



久しぶり、まさかここでと

お互いびっくりし、しばし立ち話。



すると友人の肩越しに

だれかが持ち込んでいた

木製のスケーター?

三輪車的なものに目が行った。



これだ。



ぼくがずっと

探し求めていた乗り物だ。



すぐそばに飛んで行き

所有者と思しき人に

写真を撮っていいかとジェスチャーをすると

笑顔でOKというので、カメラ・・・、


カメラがない!



そうだ

友人の車の中に忘れてきてしまった。



スマホ!


スマホ・・・


スマホは海外対応にするのが面倒だと

家に置いてきてしまった。



万事休す?



そうだ

同級生に頼んでみよう


後で帰国してメールで送ってもらおう。



一人が快諾してくれて

カメラモードにして手渡してくれた。



夢中で写真を撮っていたら

所有者の隣に座っているのが

プーチンさんだと気付いた。



ここまで人々に溶け込んでいるって。



てことは、ここは、ロシアなのか?



プーチンさんかどうか確かめたく

彼なら英語は理解するだろうと


「Are You President Putin?」


と尋ねてみると

笑顔で無言で手を広げ

「そうだよ」という目付きをした。



SPもいない

ただ一人で列車に乗っている。



驚いていると、列車が駅に到着し

プーチンさんは自分で手動のドアを開け

じゃ、と、ぼくらに挨拶し

ホームに降り

出発するぼくらに

さらに手を振ってくれた。



列車が動き出し

プーチンさんが小さくなるその時

隣に座っていたスケーター所有者が

なんてこった、忘れ物だ、と言い

掴んだセーターを握りしめ

ドアを開け

プーチンさんに渡そうと

ホームに飛び降りた。



プーチンさんは

そうだった、忘れた、ありがとう、と

照れ笑いでおでこを掻き、握手。



スケーターの主は

走って列車に戻ろうとするも

列車は加速していて

主は間に合わないまま

力尽きてホームに取り残された。



車掌も気付かなかったんだろう

どうなっちゃうんだろうと思っていると

反対側の車窓から

「どん」という音とともに

何かが打ち上げられ

その先を見ると

何かが膨らみ出し、それは気球だった。



あっという間に先頭車両の機関車に到達し

列車は緊急停止した。



さっきの駅の駅員がした行為だ、きっと。



目が覚めた。



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なんでもデジタルな今の時代に

そんなアナログな装置があるなんて

すごいな、ロシアって。



そう思った。



P7250229.jpg




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