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夢で、会おうね。 [超夢]



「超夢」は

加速の一途を辿ってて

体力的には、ちと、へとへと。



もう、本当に、それはそれは強烈です。



だからといって

どうすることもできないので

ずっと、まな板の鯉状態で生きています。



ひとつ言えることは超夢が

「超・超夢」状態になる時って

世の中的に、世界的に、地球的に

なにか大きな出来事が起きてる時なんです。
(当社比です、あくまで[わーい(嬉しい顔)]



なので

今、この瞬間に

なにか、大きな出来事が起きてる

なにが起きてるんだろ、なんて想像中です。



ま、それは、それ。



妻が、超夢に出てきたと

末子リスに話したら


「私もお母さんの夢見た!

 あっけらかんとして元気だった!」


だって。



じゃ、ぼくが今見てきた超夢を話すね。


・・・・・・・・・・・・・・


マンションの一室が

黒い森リス家族の家なんだけど

日々、誰かが訪れている、つまり来客。



外国からの来客も大勢で

入れ替わり立ち替わり状態。



なぜこんなことになってるかというと

妻の料理がおいしく

オリジナリティ溢れ

珍しいからだ。



海外の料理家も訪れ

お互い影響しあって

その場で新しい料理が生まれたりも。



小さなマンションなので

いつもぎゅうぎゅうなんだけど

なぜか入室に列ができないのは

みなそれぞれに気を遣ってくれて

長居せずに次のお客さんに

席を譲ってくれるからだ。



活気のあるラーメン屋さんみたいだな。



この日は外国の人が多く

メインの円卓には

ベンチャーズのギタリストの

ノーキー・エドワーズさん

そしてカルロス・サンタナさんもいた。



子リスたちはまだ小さく
(幼稚園から小学校くらい)

たくさんの大人たちの間を

ほんとにリスのように

チョロチョロと歩き回っては

おいしそうな料理を皿に取り
(お客さんたちが手渡してくれたり)

床にペタンと座り込ん食べている。



慣れたものだ。



とても「厨房」とは呼べない

小さなキッチンの一角に

見慣れない

背丈は子リスくらいはある

大きな「ドラえもん」が置かれていた。



なんだ、これは?



妻は今作ってる料理に集中していたので

尋ねることはせず自分で調べてみた。



それはよくできた

発泡スチロール製の

保冷庫(クーラー)で

お腹を開けるとそこには

ドラえもんの形のどら焼きが

たっぷり詰まっていた。



ははん、これはデザートなんだな。



すると


「チョット、チョット、コレオイシイ!」


といって

ぼくを手招きする

白髪をきちんと分けた

べっ甲の眼鏡の外国のお客さん。



差し出された陶器は

ひっくり返ったような形で


P8250545 (1).jpg
高台に飲み物が入ってる。



こんなの、うちにあったっけ。



ここではお客さん同士でも

回し飲み・回し食いは当たり前。



一口くちにしてみる。



上品ながら

しっかりとした風味の緑茶・・・


と感じた次の瞬間に

鮮烈な桃の香りが追いかけてきた。



おいしい。



「ネ、オイシイデスネ!

 中ニ桃ガ一切レ入ッテイルンデスネ」


と、サムアップするお客さん。



やるな、妻。



「ジ~、ガチョッ」ていう

ギターケーブルをアンプに

差し込む音がしたと思うと

ライヴが始まった。



オエ・コモ・ヴァだ ♪






ノーキー・エドワーズさんは

サイドギター

サンタナさんはもちろん

リードギター。



なんて、豪華。



なんて、素晴らしい。



目の前で彼らの演奏、そして

ピッキングが見られる。



ノーキーの繊細極まりない、爪弾き。


カルロスの大型ピックを握りしめ

アップストロークを、掻くように弾く様。



やっぱり

小さな場所でのLIVE

これが

音楽の原点だ。



VIBE、ヴァイブ、雰囲気、波動。



薄められていない

生の、濃厚な波動が、ここにある。



楽しいの、なんの。



キッチンを見たその時

妻と一瞬目が合い目配せすると

彼女は腰を振りながらテンポを合わせ

ニコッと笑いかけ、中華鍋を振り続けた。



目が覚めた。


・・・・・・・・・・・・・・


喉が渇いて水を飲んで

もう一眠りしたら

なんと、夢の続きを見た。



ただ、そのほとんどは覚えていなくて

妻の言葉だけが残りました。


・・・・・・・・・・・・・・


あるお客さんが


「どうして、こんなにおいしいんでしょう?

 どうして、お店にしないんですか?

 お店だったら

 もっとお客さんが来るでしょうし

 お金も入るでしょうし」



すると

妻は、こう答えました



「楽しいと感じて

 家族に料理を作っていたら

 いつのまにか、こうなりました。
 

 自分が楽しくなければ

 おいしいものは作れません。


 お店にするとコスト計算が入ってきます。

 家賃も、仕入れも、光熱費も

 人件費も、税金も、保険も。


 今、私は自由なんです。


 自由だから、おいしいものができる。


 楽しいから、おいしいものができる。


 楽しさ、おいしさを求めて

 こうやって人々が集まってくれるので

 私も、幸せなひと時を味わえています。


 お金じゃないんです」


・・・・・・・・・・・・・・・・


ぼくはもう何年と

こういう「現実」と「超夢」を

行ったり来たりしながら生きています。



ぼくの中では

「パラレルワールド」は

想像の産物ではないんです。



人それぞれに

いくつもの「人生」が

タイムラインとして、ある。



「人生」とは

じつは「毎瞬々々」を

「この人生にしよう」と

自分で、選んで、生きている。



そんな風に感じながら

ぼくは「今」を生きています。



他界した妻が

自分のタイムラインで

愛情をいっぱい振りまきながら

大好きな料理をしているのを見て

うれしく、楽しく、ほっとしました。



また、夢で会おうね[揺れるハート]



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