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バンビ・テリア? [超夢]



久しぶりに覚えてた、超夢です。



・・・・・・・・・・・

軽井沢と八ヶ岳を

足して2で割ったような

山の中の街。



都会に住む人口が激減し

自然を求める人々が増えている。



大手スーパーの独壇場にならないのは

経済・流通に変化が起きているのか。



片側1車線の田舎道は2車線になり

あちこちに横断歩道ができたが

昔の慣習通りに走る癖だろう

無視で徐行すらしない。



都会からの移住組も

地元民がそうならと無視状態。



信号機などないから

とうぜん子どもも老人も

車が途切れないと対岸へ渡れない。



そんな中ぼくは

母の運転する車の助手席にいる。



これって、夢だからいいけど

とんでもなく勇気がいることなんだ。



100歳まで生きた母は

他界するまでに多分、2回運転した。



その一回は免許取り立てで

町を一周ドライブしようとぼくを乗せ

商店に飛び込みそうになり

ぼくの必死の注意で

事故にならずに済んだ。

(たぶん、とっさにぼくは
 助手席からブレーキを踏んだ。
 小学生の時の出来事です)



もう一回は家の玄関で

駐車の練習をしていたようで

ドッカーンというただならぬ音がし

駆けつけると無残にも

玄関も自動車も壊れていた。



それ以後、生涯

一度もハンドルを握らなかった。



その母の運転に、今ぼくは乗っている。



夢とはいえ、すごいシチュエーションだ。



当時の自動車のシフトチェンジは

たいていがマニュアルだったので

ギクシャク感この上なかったけど

さすがにオートマチックだとそれはない。


安心して身を委ねるまでは行かないが。



そうそう

これだけは教えないと、と

「横断歩道」の話を伝えていると

さっそく下校途中の小学生がいたので

母に停止を促す。



小学生たちは片手を上げ

ぴょこぴょことお辞儀をしながら

無事対岸に渡りきった。




よかった。


しばらく行くと、今度は

中年?と思しき夫婦?が

たくさんの犬と共に待っていた。



今度は母は率先して停止した。



夫婦が横断するのを見ながら

犬の数を数えると8〜9匹はいた。



中型〜大型犬の混成なので

そのカップル二人とも

犬たちにズルズルと引っ張られていた。



窓を開けて、すごい数ですね、と言うと

ブリーダーなのだという、なるほど。



たしかに対岸には

森の中に広大なドッグランがあった。



母も、犬は大好きだ(猫は嫌いだけど)。



ドッグラン専用の駐車場を見つけ

ちょっと覗いてみようと

車を止めて見に行く。



すでに解き放たれた犬たちが

思う存分に走り回っている。



よほど嬉しいのだろう

ジャンプ量がハンパない。



楽しそう。


ぼくも中に入ってみよう。



芝生で大の字に寝てみると

待ってましたとばかりに

一匹が飛んできて

上からぼくを覗く。



ひとなつっこい。



頭をひと撫ですると

もっと、もっと、と

ぐいぐい押し付けてくる。



そんじゃ、と

押し付けてきた頭を

ぐわしと両手で押さえ

耳の後ろをグリグリすると

大喜びで、もっともっと、と。



じゃ、と、次はおでこをゴシゴシ。



上からぼくを覗き込むその顔は

なんかテリアっぽい。



かわいいなぁ。






・・・でも全体像は

なんだか犬っぽくないぞ。



そうか。


顔は犬だけど、体は子鹿なんだ。



だからあんなに

高くジャンプできるのか。



仲良しになったのを確認し

ぼくはすっくと立ち上がり

彼?彼女?をぐっ、と抱き上げる。



その子を地面と平行に宙に浮かせて

その場でぐるぐる回ってみたり

抱っこしたまま走って

飛行機のように

持ち上げたり

低空飛行させてみたり。



両手両足を使ってドタバタ大喜び。



こういう遊びは

させてもらったことないんだ、きっと。



けっこう重い子で疲れたので

地面に下ろすと途端に

全速力で走り出し

豆粒になるくらい遠くへ行ったと思ったら

その豆粒がぐんぐん大きくなるほど

猛スピードで走って戻ってきて

ぼくの顔を舐めた。



舌、あったかい。



気持ちいい。



目が覚めた。


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