栗と、かぼちゃと、お絵かき [黒森庵]
ぼくが子どものころはなかった習慣だから、
いつからだろう、
夕食後にはお茶を飲み、
たいていはなにかデザートのようなものをつまむ習慣がついた。
子どもたちのだれかが作るケーキ・和菓子だったり、
(以前は女将が率先して作っていました)
ないときは、コンビニのお菓子でもいい、
ちょっとつまむだけなんだけど、
これがあるとないとでは、たしかに夕食後の満足感が変わってくるから、
デザートって、不思議なものだ。
先日栃木に行った時に、物産センター(途中の茨城で、ですが)で買った新栗は、
こうなった。
三女作のモンブラン(栗が二種類あったので、左右で少し色がちがいますね)。
長男が栗をほじくるのを手伝った。
スポンジのカップケーキの真ん中をくりぬいて、
そこには生クリームが入っている。
栗の風味強く、味付けも塩の案配が絶妙で、
店で出したいほど、
ものすごくおいしかった(親ばか、です)。
同じく、かぼちゃは、
こうなりました。
これも三女の自家製天然酵母の、かぼちゃパン。
むっちむちで、じつにおいしかった(またも、親ばか、ですね)。
そば屋のつぎは、やっぱりパン屋かなぁ(そんなに甘くありませんね、世の中は)。
長女が、吉祥寺の本屋で見つけてきた。
「人生画力対決」
松本零士さんとか、吉田戦車さんとか、杉浦直樹さんとか、
そういう有名な漫画家さんが、自分の記憶だけで
「鉄腕アトム」
とか、
「ゴルゴ13」
とか、
「サザエさん」
とか、
「どらえもん」
とかを、
やはり漫画家の西原理恵子さんと、描き競うというものです。
漫画家さんでも、テリトリー外のものだとダメダメだったり、
ものすごくおもしろい。
触発されて、お茶を飲みながら、お絵かきタイム。
長女と次女対決。
お互いが「お題」を出し合い、描き合う。
長女の、お絵かき(記憶だけで、ですね)。
次女のお絵かき(もちろん、記憶だけで、ですね)。
さて、勝敗は何処に。
引き分けにしました。
今日、久しぶりに女将のパンが成功した。
このところ気温の変動が激しく、
発酵がうまくゆかなかったそうだ。
今日は、うまくゆきました。
女将、新しい治療が効いているのかな。
とても元気です。
10月6日の検査結果で、
たぶん、黒森庵の再開日を決められるかと思います。
お待たせして、誠に申し訳ありませんが、
いま、しばらくお待ちください。
2010-10-03 16:34