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女将、矢島さんと久しぶりの再会と、バースセンター・プロジェクト

8月7日。

矢島助産院をやっておられる、矢島ご夫妻がお見舞いに来てくださった。


産ませの、親.jpg
久々の再会。

矢島さんは、ぼくらの子ども5人のうちの4人を、

自宅出産で取り上げてくださった方だ。



最初の一人はラマーズ法で、

あとの三人は水中出産だったが、

暖かく、常にこころの重心が低く、

難題でも、どんと受けとめてくれる方で、

女将はまったく不安を感じることなく出産できた。

ぼくはこの四人全ての出産に立ち会い、

そのうちの一人は早朝で矢島さんが間に合わず、

電話で矢島さんのアドヴァイスを訊きながら

ぼくと女将で最初の処置をしていたが、

的確な指示だったため不安はまったくなかった。



ほんとうに愛の強い方で、

女将はいつも、

「陣痛で苦しい時でも、矢島さんの顔を見ただけで楽になり、

腰を触ってくれると不思議なくらい痛くなくなるの」

といっていた。

まさにゴッドハンドだ。



久しぶりにご夫妻とお会いできたが、

その溢れるばかりの愛情は変わらぬどころか、

さらにさらに大きくなってまばゆいばかりだった。

このところ女将は低空飛行を続けているが、

矢島さんのおかげで、笑顔でとても喜んでいた。

上昇気流に乗ってくれるといい。


矢島さん、ご主人さま、お忙しいところをありがとうございました。



その彼女はいま、とても大きな構想を具体化しようと動かれている。

一つの町そのものが、出産センターを中心にできている、

次世代を担う子どもたちが、

泉のように湧き出るセンターが町の臍になる、

そういう町づくりだ。




今日で5ヶ月が過ぎた原発事故だが、

一向に「終息」という言葉を聞かない。


3.11以後、出産を控えたり、

母乳・育児に不安を抱えている方々がとても多いと思う。

でも、どこかでこの不安を取り去る行動がないと、

この国は、ほんとうに先がない。



矢島さんのような、


太陽のような方が先頭に立って、


バースセンターを作っていただき、


この国を作ってゆく赤ちゃんたちが、


泉のように次々と産まれ出て、


そこを中心に町が同心円場に広がってゆくなんて、


なんてすばらしいことだろう。


矢島さん、ぜひどうか実現させてください。


できるかぎり、応援をさせていただきます。



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