宮城県東松島、クロモリアーナの、茹で出し。
クロモリアーナ。
伊東史子さんが付けてくれた、
「茹で出し隊」
の名前。
伊東さんと女将は、銀座リアナで、久しぶりに再会した。
ある日、伊東さんと電話で、
東松島での「炊き出し」の相談をしていたら、
その会話を聞いていた女将、
「パスタだったら、『茹で出し』、だよね」
と、笑いながらそう言った。
ぼくの女将、言葉遊びが好き。
言い出しっぺの黒森庵、
そして現・実行隊のリストランテ「リアナ」
くろも・・・りあな・・・
クロモリアーナ、
うまい!
座布団2枚!
今回も、ぼくは女将の卒業式で参加できなかったが、
横山隊長率いるリアナグループの皆さんが
東松島の仮設住宅で茹で出しを行ってくれた。
前回は鳴瀬一中の避難所での茹で出しだったが、
無事にその避難所は閉鎖され、
被災された方々はみな、仮設住宅に移られた。
しかし、「無事に」とはいっても、
仮設住宅は不便な場所にあったり、
買い物は自動車がないとダメだったり、
じゃ、自動車を持っていない人はどうするんだ、とか、
いまだに現金に苦労する方々も多いし、
避難所では毎日、弁当などの食料が支給されていたが、
仮設住宅に移ったその日からすべての食事は自炊することになる、とか、
今日は外食で済ませちゃおうかといっても、
その外食屋さんは近くには一軒もない、とか、
大変なのだろうことは、おおよそ想像がつく。
なので、たしかに避難所→仮設住宅は、
自立するための第一歩だとは思うけど、
たいへん厳しい第一歩だ。
横山さんは、
仮設住宅の皆さんのために、
夕食のイタリア料理を、
「弁当スタイル」
で、茹で出した。
たしかに、そうだ。
一カ所に集まってもらうのではなく、
ほっかほっかの状態でご自宅に持ち帰っていただき、
そこで家族団らんで召し上がっていただく。
すばらしいアイディア、行動力。
今回の茹で出しは、その仮設住宅で行われた。
天井が低くて、やりにくい?
そうじゃないんだそうです。
女将ことぼくの妻もいっしょだよ、という意味だそうで、
腕には喪章も付けてくださって、
ああ・・・、
やっと眼からの漏水が止まりつつあったのに。
みなさん、ありがとう!
お、おお、おいしそう!
パスタも、ね。
行列のできるレストラン、「クロモリアーナ」
菅原さんと、お嬢さままで参加され、みなさん、お疲れさまでした。
大成功のうちに終了し、
なんと横山さん・スタッフの皆さんは、
仮設住宅の一軒のお宅にご招待され、歓待されたそうです。
東松島の皆さん、
次回の「クロモリアーナ」には、ぼくたち家族もぜひ参加したいと思っています。
その時は、よろしくお願いいたします。
クロモリアーナ茹で出しレポート、その1
「鳴瀬一中での「茹で出し」、成功裏に終了!」
茹で出しレポート、その2
「三女の、鳴瀬一中「茹で出し」レポート、ああ、うっとり。」
茹で出しレポート、その3
「リアナ・グループ皆さんの、宮城鳴瀬一中避難所出の、炊き出し再び!」
リアナ・グループ:
ピッツェリア・リアナ銀座みゆき通り店
ピッツェリア・リアナ 赤坂店
ピッツェリア・バール・リアナ 浜町店
ピッツェリア リアナ 横浜関内店
リアナパデッラ 東陽町店
リアナパデッラ 新横浜店
トラットリア リアナ イーストネット東陽町店
2011-08-29 17:29
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