国って、世界って、地球って、幸せって。

3.11以後、ぼくらの世界は一気に変わった。


いや、


「そんなにかわってないよ」


あるいは、


「もう、普通の生活に戻ってるよ」


という人たちもいるだろうから、


「ぼくの世界は一気に変わった」


としよう。



でもね、


3.11以後、原発が３基も爆発しメルトダウンしたにもかかわらず、


「安全です」「安心です」


と言い続け、


SPEEDIの情報公開を速やかに行わず、


多くの赤ちゃん・子ども・お母さん・若い女性たちを被曝させた、


この一点が、深く刺さった棘のようにいつまでもぼくの心の奥に残る。


到底忘れることの出来ない出来事となって。




なぜ？


なぜ、避難させなかったのか？




国の未来は、子どもたちにかかっている。


その子どもたち、その子どもたちを育む母親（もちろん父親も）、


いずれは子どもを授かるであろう若い女性たち（もちろん少年たちも）にこそ、


真っ先に避難を呼びかける必要があったのではないか？





「ただちに健康に影響がない、将来にわたっても」




山下俊一氏発言集




福島の外部被ばく調査に関する山下俊一氏と小出裕章氏の意見




だれがどう考えたって次世代は今の子どもたちが担うものだ。


国の繁栄というのは、


そこに住む国民が健康で幸福であって、


初めて成就するものではないのか。




ぼくは、猛烈に違和感を感じ続け今日に至っている。


この国は、一体どうなっているのだ。


いや、この国のみならず、世界は、


この地球という星で、今、なにが起きているのだろう。





殊更に探しまわったということではなく、

ツイッターのタイムラインに載ってきた情報とか、

友人から教えてもらったりとか、

家族のだれかがたまたま買ってきたとか、

あるいは買いに行ったり観に行ったりしたら偶然となりに並んでいたとか、

そうして我が家に集まってきて、

最近観たり、読んだり、視聴した、映画・本・DVDなどを紹介します。

たくさんの人に知ってもらえたらいいなぁと思い、ここに記します。





『100，000年後の安全』




『モンサントの不自然な食べ物』




『ブルー・ゴールド　狙われた水の真実』




『おいしいコーヒーの真実』




『未来の食卓』




『レイチェル・カーソンの感性の森』




『ザ・コーポレーション』




『シッコ』




『スライヴ』




『戦後史の正体』




『Deep Night vol1~3　孫崎享×岩上安身』




『ベクテルの秘密ファイル』




『BILLY BAT』



これらの情報の、ほとんどすべての底流に流れているのは

多国籍企業の、国をも動かし得る強大な欲望だ。



原子力産業も、じつはその一部に過ぎない。



ちなみに「ベクテル」という企業は、

水力発電所建設→石油事業→原子力発電事業へと発展した企業だが、

上記の「水戦争」にも深く関わっている。




このような事実を前に、

ぼくは愕然とし、

一人の力の小ささを痛いほど感じる。



でも、冒頭に記したようにこのままでは、

次世代のぼくらの子どもたちの未来はますます暗澹たるものになるだろう。



だからぼくは、


ぼくの人生をかけて、


少しでも多くの人々が真に幸福で平安に生きられる日々を、


摸索している。




いまは、ね、


この映画が観たくて仕方がないんだ。




『セヴァンの地球のなおし方』



セヴァン・スズキさんは、12歳のときに環境サミットで「伝説のスピーチ」をした。




セヴァン・カリス・スズキ - 環境サミット1992




世界が、動き出している、


まちがいなく。