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身体感覚を、味わい尽くす。 [こころのなかの、こんくらい]



また13時間くらい眠って

起きて

ご飯食べたら

また眠くなって

お風呂入って

湯たんぽ抱えて寝床へ行ったら

また寝ちゃって

起きて

コーヒーブレイクしたら

また眠くなって

また寝ちゃって

・・・そんな一日だったなぁ。



途中、妻と会話(チャネル)

したような気がするんだけど

・・・なぁ。



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僕「そっちの生活は、どう? 元気? 楽しい?」

妻「うんうん、元気。楽しい・・・
ていうより、幸せ、かな」

僕「そうか、幸せ。いいね」

妻「そうね、身体を持っている時っていうのは
いつも感覚が付いて回るでしょう? 

こっちではそれがない、ていうか
いらない、ていうか。
でも心はいつも幸せなの」

僕「そうなんだ。
こっちの世界は身体感覚、だね。

そうだね、たしかにいつもなにかに触れる
触れる、ていうことで
感じることはすごく多いものね」

妻「そうなの。
触れることで喜びも、あるいは悲しみも
様々な感覚が増幅されるのは
身体がある時の特別な状態なの。

おいしいものを食べる時でも
鼻で香りを嗅いだり
目で見て美味しそうだなと思ったりするのは
まだ『タッチ』じゃないけど
口に入った途端、それは触覚に変わるでしょ? 

歯で噛んで固さをさぐる
舌で変化を感じ取る
そしてもちろん毎瞬毎瞬の味覚の変化を味わう。

おいしいと、それはやがて
身体全体に喜びとして感動として広がってゆく」

僕「うんうん」

妻「そういう一つ一つを
一つ一つ身体で感じることの総合が
『おいしい』ことなの」

僕「うんうん、そうだね。
ていうことは
そっちでは感動は、あまりないの?」

妻「そんなことないよ。美しいものだらけだもの!」

僕「そうか、そうだよね、きっと。
じゃ、身体なしで、感じることって
どういうことがあるのかな? 
ていうことは、たとえば
ぼくが日の入りを見たり、月の出を見たりして
『ああ、美しいな』
とぞわぞわと感動する、そういう感覚と似てる?」

妻「うんうん、似てるね。そういうかんじ。
触れないけど、感動する。
もっと、全体的な、圧倒的なものなの」

僕「あと、じゃぁ、コンサート、とかもそうかな。
オーケストラで指揮者が指揮棒を一振りした途端に
芸術が降臨する、そんなかんじ? 
音楽そのものには触れないものね」

妻「うんうん、そうね。
音楽も、音も、・・・そうね。
鳥の鳴き声とかも」

僕「そうかぁ、幸せならば、いいね、よかった」

妻「そうなの。
だから、身体を持って、そっちで生活してるってことは
とても特別なことなの。
いっぱい味わうのがいいよ。
身体で感じることを」


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そんな話しをしていたような・・・、夢のような・・・。



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