ウッドな、ロケットな、ストーヴ。 [ウッド・ロケットストーヴ]
アルコールストーヴとか
牛乳パックストーヴとか
ヒートアップしてる
日用作家の、ぼくです。
ぼくはだいぶ前に
「ロケットストーヴ」という存在を知り
いつか作ってみたいと思っていて
それをいつも思い出していた。
その作りたい気持ちの一つの現れが
こないだ作った
「ミニミニ・ロケットストーヴ」
なわけだけど。
いつだったか忘れちゃったが
動画サイトで見つけた
ロケットストーヴが
衝撃的だった。
それは
15cmに切った4×4の角材に
直径25mmの穴を2ヶ所開けるだけ
ていう超簡単なものだった。
上と、横に、穴を開けるだけ。
燃えてても、手で持てる。
構造自体はたしかに
超簡単なんだけど
そのためだけに
いってみれば
柱材を買うっていうのに
ためらいがあったし
φ25mmの木工用のドリルビットも
持っていなかった。
買ってやっちゃえばいいじゃん
とも言えるけど。
なんか、そこんとこが
もやもやしていた。
そしたら、ぴん
と、ひらめいた。
穴を開けるんじゃなくて
組み立てれば、いいじゃん、て。
たまたま我が家には
小黒森庵製作時に出た端材が
今でも、たっぷり、ある。
やってみた。
こんなんで、いけるんだろか。
ま、
着火。
ん?
性能、いい?
着火後すぐに放り込んだ端材にすでに着火している。
すごい火力かも。
本燃焼に入ったのを確認して
すぐに400cc計量済みの鍋をのせると
5分30秒で沸騰。
圧倒的な、燃焼の良さ。
観察してるだけじゃもったいない。
ソーセージ、おいしい。
もう一回、水を沸かしてみたけど
ガンガン、沸く。
3回目、沸かしてみたけど
一気に沸騰する。
もったいないので
急いで豆を挽いて
淹れた。
火を、見ながら。
35分、経過。
木の「断熱性能」って、すごい。
手で、持てた。
なんて、美しい。
炎が、サイドに回ってきた。
1時間、経過。
時間経過。
1時間51分32秒。
やばい。
ほんとに、すごい。
おもしろすぎ。
端材と
ノコギリと
木ネジと
ネジ回しがあれば
だれでもできる、世界。
400ccのお湯を3回沸かし
燃える炎を楽しみながら
ソーセージを焼き
コーヒーを淹れ
味わった。
おいしかったな。
2022-07-27 04:47
nice!(0)