次、どうしよう? [ウッド・ロケットストーヴ]
SIMPSON金具は
いい仕事をしてくれた。
最後まで原形を保って鎮火した。
(足は一本外れたけど)
翌日。
この金具はとても頑丈で
何回でも使えるから
これでいいとも思うけど
でも、できればやっぱり
潔く、金具なしでできないものか。
いいとこまで来てる感覚はあるけど
それでもまだやれることがある
と、こころが言う。
GO
今までの数回のテストで
いつも気になっていたのは
本体を構成している2×4材の
「継ぎ目」ていうか「合わせ目」が
本体が燃え行くに従って
そこがやがて
「隙間」ていうか「割れ目」になり
炎が外側に漏れ出て来ること。
それがきっかけになって
やがて本体全体に火が回り
最後は、崩れる。
なんとか外側へ燃え移らずに
原形を保ったまま鎮火しないものか。
そうすれば金具なしでいけるかも。
いろいろ考え
「継ぎ目」を「埋める」べく
三角の断面の端材があったので
それを無毒の木工ボンドで
接着して埋めてみた。
一日乾燥後。
それから
なぜか
底側から燃えてゆく問題。
これも崩れる原因で
鉄板プレートを貼り付けたら
崩壊はなかったが
それでも本体は
ほぼ焼け落ちていた。
それはもしかしたら
最下部に取り付けた焼き網かと思った。
どういうことかというと
「燃料」の端材は網の上で燃える。
そして「熾」になって
その場に溜まり続け
炎+熾状態になる。
つまりそこが
一番熱の高い部分になる。
そう、仮定してみた。
なので
今回は焼き網ではなく
ただのステンレスの網を適当に切って
山状にグイグイと押し込んで
頂点が最下部よりも
2cmほど上に位置するように
取り付けてみた。
つまり「熾」の位置が2cm上昇する。
着火。
いつも通り、あっという間に燃え出・・・
驚いた。
着火してしばらくして
今までに一度もない挙動を示した。
それまでは完璧に着火し
すぐに本燃焼に移行していたんだけど
今回はその途中で、1回
火が消えたのだ。
それは、たぶん
継ぎ目を塞ぐための
三角の木材を接着した事で
トンネルが(つまり燃焼室)
狭くなったからかもしれない。
焼き網からステン網に変更したけど
空気の流れに影響があるとは
考えられないからだ。
つまり、今までは
「絶妙のバランス」で
燃焼が行われていたのかもしれない。
とは言っても
消えても一息吹きかければ
炎は復活する程度の事なんだけど
微妙なんだなぁ。
今までは奇跡的に
うまくいってたんだなぁ
そんな感じがした。
さて、以後はいつもの通り
順調に燃焼が続く。
今日の、料理です。
またもや
群馬県産豚ヒレが
半額ですの、奥さま。
野菜たっぷりと、豚ヒレ。
野菜、肉を、蒸し焼きにして
水を入れ、沸騰させて
火口の横に置き「保温調理」へ移行。
そして、やはり
底部から炎が出始める。
なんでかなぁ。
そして、5合炊飯。
三女子リス作サラダは
トッピングに自作のカッテージチーズ。
妻が子育て真っ盛りの時に
よく使っていた
「ディナーカレー」。
(本当はルーから作りたい人だった)
最後にもう一度、グツグツ、と。
木工作家の柏木圭さんの、木ベラ
本当に使いやすい。
できた。
なつかしかったし
おいしかった!
さて、燃焼結果は?
「合わせ目」を塞ぐ効果は、あった。
料理が終わっても
まだ原形をとどめていた。
でも「下部から燃え出す」のは
今回も同様だった。
なんでだ。
なんか、いい案はないかね、ワトソン君?
2022-08-03 02:32
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