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R.I.P.



三宅一生さんとの思い出が

走馬灯のように駆け巡る。



「出張蕎麦打」時代の

新年の仕事始めは、毎年必ず

ISSEI MIYAKE 事務所だった。



ある日、三宅さんから電話で


「加藤さんが蕎麦を打つ時の

洋服をデザインしたので

モデルになってください」


と言われ、びっくり仰天した。



さらに仰天したのは

写真を撮るのは

マーガレット王女のご主人

スノードン伯爵だった。



スケジュール的に合わなくて

実現には至らなかったけど

パリでの出張蕎麦打ちの

企画も立てて下さった。



黒森庵には

横尾忠則さんと

蕎麦を食べに来てくださった。



一ヶ月ほど前

「三宅さん、どうなさってるかな」

と思っていた。



ご冥福を 心から お祈りいたします。


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