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笑顔と、巨人と。(その2) [超夢]



超夢ーその2、です。


(もしご興味があって

前編をお読みになっていなければ

まずそちらをお読みください[わーい(嬉しい顔)]


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また近未来の超夢を見た。



「未来」といっても

街自体の印象は

それほど今と変化はなく

SF映画に出てくるようなものではない。



ただ、大きく違うことがある。


それは街を往来する人々の表情だ。


老若男女誰彼なく、笑顔で、明るい。



「最近みなさんが街に出て

人々の笑顔を見たことがありますか?」


って訊きたくなるほど

現代は笑顔を見る機会が少ない。



もちろん顔パンツで

口元が見えないというのはあるけど

それでも表情は大まかには分かる。



それが、どうだ。



通りすがりの人々

友達同士、カップル、家族

みんな、底抜けに楽しそうなんだ。



もちろんマスクなんかしてないし。



しかも彼女彼らと目線が合えば

にっこりと笑顔を返してくる感じは

ン十年前に住んだイタリアの田舎町のようだ。



人々だけじゃない

街がぱーっと明るく、輝いている。



人も、街も、愛で満たされて

光り輝いてる、そんなかんじかな。



うれしいじゃないか。


たのしいじゃないか。



さらに

興味深い出来事があった。



それは

同じ街に巨人族が住んでいる事だった。



彼らは本当に大きく

背丈はたぶん5〜6mはあると思う。



その彼らと

ぼくらは共存し生きている。



怖くないか、って?


それが、ちがうんだ。



彼らの表情はひたすら優しく

身のこなしは優雅そのもので

愛情の深さが肌で感じられる。



彼らと交流する時って

スケールがまるで違うわけで

手なんかぼくの3倍も4倍もあるんだけど

彼らがぼくらに触れる時の感触ていうのは

ぼくが今まで知り合っただれよりも

うっとりするような繊細さなのだ。



そんな巨人の友だちと

いっしょに街を散策したり。



ああ、なんて楽しい。



目が覚めた。



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