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新たな、世界?



生麦、生米、生卵・・・


一匹の子リスに

そのうちの、麦も、卵も

アレルギー反応が出ることがわかって

そんなら、と

子リスたち、いろいろやってる!



米粉パン、ではないパン、二種類。



ひとつは「生米」パン。


生米を一晩水に含浸させ

ミキサーにかけトロトロにしたものを

天然酵母で発酵させ

生地になったものを焼き上げた


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角食パン。


まだテスト中で

フルサイズで焼いていないので

プロポーションはやや平べったい。



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きめの細かさは、小麦と変わらない。


酵母は、自家製、ホシノ、白神のミックス

完全無農薬特別栽培米、使用。



ぼくはヴィーガンじゃないので


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チーズトーストで。


一口試食してみると

問題ないどころか

独特の甘みと

口溶けの良さは

米のパンならではの特徴だと再確認。


おいしい。


ショットカップにはかぼちゃのポタージュ。



もう一種類は

SNS経由で教えてもらった

「スペルト小麦」で焼いたパン。


小麦は小麦なんだけどグルテンが少なく

ヨーロッパにおける30年間の経験値によると

小麦アレルギーを持っている人が食しても

85~90%は発症しない古代小麦なんだそう。


興味深い。


たまたま北海道産を入手できたので


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すぐさま、バゲットに。



ファーストトライで


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完璧な焼き上がり。



この日は


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ヴェジで行ってみた。


おどろいた。


スペルト小麦は

間違いなく小麦なんだけど

グルテンが少ないのが特徴らしく

米粉パンのように、やはり口溶けが良い。


これも、間違いなくおいしい。



それからスイーツ系では

北海道から送っていただいた

貴重なリンゴをフィーチャーした


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米粉のマフィン。


ベーキングパウダーでの試し焼きだけど

天然酵母に置き換えられるそう。



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これも、すぐにでも販売できるレベル。


やはり口溶けが良い。



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そして、マナ。


「出エジプト記」に登場する食物で

イスラエルの民が荒野で飢えた時

神がモーゼの祈りに応じて

天から降らせたという。


素朴で、これもおいしい。



さて。


いくつもの失敗を乗り越え

ここまできた。



大変だと思うけど

失敗してもまるで凹むことなく


「お母さんが乗り移ってるみたい!」


と笑いながら焼き続けている。


(たしかに、妻は成功するまで
ひたすらバンバカ焼き続け
まだ子リスも一匹もいなかったし
とても食べきれるものではなかった[あせあせ(飛び散る汗)]



米粉を使うと

小麦粉と違い

外はカリッとしていて

中はモチッとしていて

口中でホロホロ解れゆく感じは

今までにない、新鮮な食感。



子リスたちも、ぼくも

アトピーなどで困っている人々が

「しかたなく代替品を食べる」

というのではなく

これはこれで

新しいジャンルの食品

そんな可能性を感じている。



おやばかでも、いい

どれも、本当においしいよ[揺れるハート]


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