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暗証番号。 [超夢]



40時間+αの睡眠中も

超夢絶好調(?)だったんだけど

目覚めるとほぼすべて消去モード。


かろうじて覚えてた、一話です。



・・・・・・・・・・・・・


なぜか、イタリアにいる。
(たぶん、北イタリア)



有名な景勝地(アルプス?)で

どこまでも続く山脈を眺めていると

そのうちの一つの山脈が

わずかにズレたように見えた。



ん?



周囲の人々は

まったく気付いていない。



もう一度動いた箇所を

今度はよりいっそう慎重に

望遠カメラで観察してみる。



また、動いた。



ほんのわずかなんだけど

山脈ごと右から左へ流れるような感じ。



これって

山崩れなんかとはまるで違う。



山崩れは山の一部が崩れる感じだけど

これは眼前に見える山脈すべてが

じわじわと移動してる。



こんなことって、あるんだろうか?



夢でも見てるんだろうか?
(見てます)



一緒に観光に来ている

イタリア人家族に伝えるも


「そんなことあるわけないでしょ、

そうそう、そういえば

ちょうど近くの映画館で

火山の映画をやってるから

あとでみんなで見に行く?」



ということで映画館。



あれ、ぼくイタリア語で切符を買ってるぞ。
(もう錆び切って話せないと思ってた)


友達家族分も合わせて購入する。


彼らには2歳くらいの子どもが

二人いたが小学生以下はタダだという。


ラッキー。



映画には食べ物と飲み物だよね、と

切符係がぼくに誘うようにいうと

待ってましたとばかりに

その隣のカフェ店員が

「これは子どもに人気の飲み物で・・・」

と、気がつくと飲み物やら食べ物を

両手いっぱいに買わされていた。



支払おうとしたら

しまった、そういえば

まだ両替をしていないのに気付いた。



空港で両替しておくんだった。



友達家族は飲み物食べ物を持って

「先に行ってるね!」

と行ってしまった。



切符係にその旨を伝えて

彼らに支払ってもらうので

探してくると言い残し

客席を探そうとすると

それがほとんど

無駄だということが分かった。



飲み物食べ物と一緒に

レジ袋のようなものを渡されたんだけど

袋の一部に人の顔ほどの穴が空いていて

それがどういう使い道のものかが

いくら説明されても飲み込めなかったが

それは頭からかぶるための袋だったのだ。



なぜ?



イタリアの映画館はまだ禁煙じゃないので

後ろでタバコを吸う人の吐く煙が頭にかかり

髪が臭くなるのを防ぐためのものだった。
(今は禁煙だと思います)



なので、ほぼ半数以上の人たちは

白い顔出しレジ袋を頭にかぶってて

誰を見ても同じに見え

友達家族を見つけるのは絶望的だった。



映画が始まる時間になり

照明が暗くなり始めた。



そうだ

持ってるだけでぜんぜん使わない

クレジットカードがあったじゃないか。



まだ使えるのかとレジ係に見せると

期限内、大丈夫だという。



それならそれで支払うというと

ニコッと笑って手続きに入り

ぼくに機器を手渡し

「暗証番号」を、という。



しまった、覚えてない。



あれでもない、これでもない

いったい何番だっけ・・・



映画の始まる音がした。



目が覚めた。




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